2014年3月25日火曜日
相変わらず部屋は散らかったままなんです
Message in a Bottle / The Police
3月11日の話をします。
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あの日、私は立川駅に居ました。気づかなかったんですよ。地震。まずこの時点で、誰に話しても「何っ・・・!ちょ・・・!え、嘘でしょう!!?そんな斜め上からの、俺の意識は異次元に存在してるから地震とかには踊らされないよ君達とは違うんだアピール、やめてくださいよ!傍観者として、ただ「・・・世界の終わる音がする。」って立ちすくんでました、みたいなさあ!お前寒いんだよ!死ねよ!掘り出したばかりのつやつやのおイモ!」って言われてしまうんですが(後半はほぼ幻聴です)
いやマジで気付かなかったの!!!!ほんとに!!!!いやね、そら、まあ今思えば、確かに揺れてましたよ。でもね、ちょうどその時、くだりのエスカレーターに乗っていたんです。で、反対側ののぼりのエスカレーターをね、猛烈な勢いで皆さん(総勢10名ぐらい)が我が、我が先に!と、怒涛の勢いで駆け下りていく振動だと思ってたんです。多分その時、すでに大きな地震があったんでしょうね。だから皆さんは物凄い勢いでダッシュ(ダッシュ四駆郎とは関係ない)していたんだと思います。でも私は「え?ていうかそっちくだりじゃねえし!!のぼりだし!なのに何駆け下りてんの!?東京の人間のモラルはここまで低下したの!?何をそんなに急いでんの!!そんなに社会の歯車になりてえのか!ドントストップミーなう(拡散希望)!ていうか、揺れすごっ!やめてええ!エスカレーターさんが壊れちゃうよおお!」って思ってました。で、エスカレーターを降り立ったら、そこらじゅうで悲鳴があがってて。みんな走ってるんですよ。駅前のビルが立ち並ぶ繁華街でしたから、ガラスが割れたり、看板が落ちてくる危険から、身を守るために。しかし私は、その異様な光景を見て、察しました。ピーンとね。「あ、こりゃ通り魔が出たな。いるな。これはおわす!!殺人鬼がおわすよ!!」と。なので、殺されたらかなわん!と、一目散に逃げたんです。そんでしばらく走ったら、疲れましてね。息も切れまして。「はぁー、はぁー、通り魔しつけぇ~・・・!!しつこっ!!」と立ち止まったところ、パチンコ屋から飛び出してきた金髪の男性(そいつも息が切れたのか、ゼイゼイいっていた。そうだ、普段から運動もせずに煙草ばかり吸ってパチンコしていると、息も切れるのである。と私は思った)に、「あの・・・すみません!皆さん、なんでそんなに・・・走ってるんでSHOW!?」って聞いたんです。そしたら金髪パチンコ男は、一言「(ハァ?という表情の後で)・・・いや、地震!!揺れてるっしょ!!!!!!」とキレ気味なお返事。「おい、それが初対面の人間に対する言葉か!」と、まず思いました。(そして、その男性は「俺、出てたんだよね・・・。とりあえずスロに戻るわ。」という、3月11日の中でも極めて下衆であったであろう一言を残し、パチンコ屋へと戻っていきました。)
振り返ると、確かに、グラグラと、大きな看板やら電線やら、ぐわんぐわん揺れてましたよ。
(ああ、地震か・・・そっか・・・。)
その後、立川駅にある大きな街頭テレビの前では、大勢の人々が、ただ呆然と、地震速報を見つめていました。
そんな感じで、立川駅から出れなくなったジェイミー松本は、どうしていいのか分からず。引っ越してきて1年も経っていなかったので、土地勘もないし、携帯の充電は切れかけていて、やっとの思いで母親と電話がつながるも、すぐに切れてしまう始末。その頃はスマートフォンみたいな地図アプリも携帯に入って無かったし、バス停もタクシー乗り場も、ぎゅうぎゅうの人の群れでした。立川駅の飲食店は、ほとんどが急遽、閉店していましたし、開いているお店も、お客さんが殺到し、コンビニさえも鮨詰め状態でした。
ちょっと離れた所にある小汚い中華料理屋を覗くと、なぜかこの店だけガラガラだったので、適当に、一番安いラーメンを注文しました。あまり食べたくなかったけれど、今は休憩できるだけでもありがたい、と思いつつ。店に人は少なく、死んだ顔の店員の女性(全てがどうでもよさそうだった。ふてくされ気味感がやばい。厨房で「今日帰れねーし」と呟いていた。)と、テーブル席で、ビールと餃子で一杯やってるサラリーマン2人組も、ビールをあおっているわりには、まったく楽しそうではなく、眉間にしわを寄せ、やけ酒に近いような雰囲気でした。曇った表情。きっと地震で午後の商談はすべてパーになったのでしょう。その数名が、会話もかわさず、ただひたすら飯を食っていました。私も「ああ、これを食べ終わったら、この店から出て行かなくちゃいけないんだなァ」と思いながら、一口一口ゆっくりと食べていました。外は寒かったし、ずっとお店にいたかったけど、まあ、そんなわけにもいかないので、仕方なく、出て行きましたが、少なくともあの店だけは、地震とは隔離された空間のように思います。
で、夕暮れも近くなり、とにかく帰らなくては!と決心して、「まあ・・・なんとなく・・・こっち!!」と、アバウトに歩いてみたんです。でも、帰り道がさっぱりわからないんですよ。あの時はさすがに絶望しました。(っべー!やっべー!!ぜんっぜん道が分からねーっ!!!!!)と、心の中は、不安で不安で。いや、もう一押しあれば泣いてたよアレ。あともう一歩何かあったらもう膝から崩れ落ちて「ウオオオン...時には起こせよムーヴメント...がっかりさせない期待に応える素敵で楽しいいつものオイラを捨てるよ...wow...wow...」っつって泣いてたよ。こっちだってそらもうギリギリよ。どれぐらいのギリ(もういいから次の話へ行ってくれ!すでに随分と長い!はしょれ!)で、とりあえず、目の前を歩いていた1人の女性の後をついていくことにしました。この人がせめて、次の駅くらいまで徒歩で行ってくだせえ~!!と祈りながら。でも、路地に入った女性が突然「うおっ!」と言って立ち止まりました。その先は、行き止まりだったんです。汚らしい木材で「警告!進入不可!」みたいに書いてあって、いや、こんな時に、ここまでガチな感じの行き止まりっぽくなくても良くな~い!?あってもよくない?優しさ~!?と叫びたくなる程、無慈悲なまでの行き止まりっぷり。唖然として「・・・」と立ちすくむ女性の後ろで、私は「コイツも迷ってるやんけ!頼りにならねー!でもこんな非常事態なのに、なぜか嬉しい!親近感がわいてくる!」と思い、勇気を出して、後ろから声をかけてみたところ、偶然にも、私の住まいと女性の家はかなり近所だった為、彼女も「2人の方が心強いよね」と、快くパーティーの参加を承諾してくだすったので、一緒に帰らせていただくことが出来ました。どんな時でも他力本願!おんぶに抱っこ、見知らぬ他人も膝まくら!これがジミー松本、大解剖の図だ!(おぶさりてぇ・・・おぶさりてぇ・・・)
で。
その女性の案としては「とりあえず駅まで歩いて行って、そこでタクシーに乗って帰ろう!あの駅まで行けば、なんとかなるさ。行けばわかるさ。元気ですか」との事でした。外はもうすでに暗くなり、風の寒さもまた不安に拍車をかけるようでしたが、2駅ほど歩いて、目的のタクシー乗り場に到着しました。
しかし、そこには予想を遥かに上回る人の群れと、タクシー待ちの長蛇の列。並んでいた人いわく「1時間に1台も着てないし、道が混み過ぎて、全く動いていない気がする」との事(それでも並ぶより他はなく、途方に暮れていた様子)。駅構内は、いわゆる帰宅難民どもが駅員さんを囲んで「どうしてくれんのよぉ!!帰れないじゃないのよぉ!!」と叫んでいました。どうしてくれんのよぉ、って、どうにもなんないよぉ。駅員さんが決して人間界では使ってはいけない能力を使って地震を引き起こしたわけじゃないよ!駅員さんも「・・・落ち着いてください!!!!(なんで俺がキレられてんだ!俺のせいじゃないだろウォオオー!何が愛だ、何が平和だ、そんな物は幻想だー!!!)」って感じでした。
一緒に居た女性は「嫌だね、こういう時にパニック起こして、ああやって関係ない人にキレたりするのって・・・すっごく、みっともないね。」と言っていました。いや、私としては、こういう災害の時にパニックになって他人に当たる人間って、もう日本には居ないと思ってましたよ。映画の中でしか見れないんだと思っていたので、「あ、ほんとにああいう人っているんだ」と、思ったことは、それだけでした。
で、待てど暮らせどタクシーは来ず。まあ来るっちゃ来るんだけど、本当に遅いペースだったので、このまま並んでいてもラチあかね~なと判断した私たちは、歩いて帰ろう!という結論に達しました。つーか2、3時間ぐらい歩けばさすがに着くだろう!ていうか歩いてれば、いつか着く!すべての道はローマに通ずって言うしな!!と。そうと決めたら、私は愚民どの前に立ち、スッと両手を広げ、目を閉じて「皆の者よ。静まりたまえ。」と言いました。すると群集のざわめきザワザワ「・・・あれが救世主?」いや、それは嘘です。すみません。後ろに並んでいたおばちゃんや、その辺でタクシーを待っている人たちにも「よく聞け!!このマヌケ共!・・・俺達の部隊は、徒歩で帰る作戦を決行する。この中で、ついてこれる勇気があるやつは・・・名乗り出ろ。ただし!本気で生き残りたい奴以外は、来るな!さあ・・・(クルッ)君はついてくるか? - 否、コノ“戦イ”ニ、ツイテコレルカ?- (同じ方角の方がいらっしゃったら、一緒に歩いて帰りませんか?)」と声をかけました。だって、立川駅で半泣きになっていた私と同じように、方角が解らなくて仕方なく並んでいる人が・・・いるかもしれないじゃん?だったらさ、力を合わせてさ、1人でも多くの人を救いたい・・・じゃん?(それにさ、この混乱に乗じて、強盗とか飛び出してくるかもしれないでしょ?だったらさ・・・盾になってくれる人間がたくさん居た方が安心みたいな?その隙に自分だけ逃げられるしね。あはは!)で、結局、おばちゃん2~3人を新たなパーティーに加え、私たち一行(団員同士のマジギレは禁止)は、タクシー売り場を後にしましたが、しばらく歩いて、気付きました。道路は、クッッソ渋滞しており、もはや1センチも進んでいないような状態でした。鳴り響くクラクション、動く気配の無い車・・・こんなもんディープインパクトやんかいさ。ああ、さっきのタクシーも、みんな、ここで詰まってたんだな・・・と。そんな車の群れを見つめていると、ふと、つい先程、我々の誘いを断ってタクシーに乗り込んだ(と思われる人)と目が合ってしまったのです。あの「オイテイカナイデ・・・。オニイチャン・・・車ウゴカナイ・・・タスケテ・・・」という、あのドス黒い表情。(ちょ、え、そんな目で見るなって・・・だから言ったじゃん・・・!!あと、申し訳ありません、なんか心の奥底で・・・思っちゃいけないのに、思っちゃいけないのに「やっぱりな。へっ」っていう下卑た感情が、ほんの少しだけ・・・!!)と思いました。
そんなわけで、知らない人達と励まし合いながら、無事に、お家まで帰る事ができたのです。震災の被害に遭った人たちに比べれば、どうでもいい話かもしれませんが、私にとっては「知らない人でも声をかけて、助け合う」というのが良い教訓になりました。199XX年、世紀末が訪れてTOKYOが砂漠になっても、俺は生き残るぜーッ!!!!
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そんなこんなで、震災があった夜。かなりヘトヘトに疲れていましたが、なかなか寝付く事ができなかった私は、寝ている弟に話しかけました。
ジミ「なあ・・・」弟「なに・・・」ジミ「もしさ、東京で地震起こったら、今テレビに出てる人もみんな死ぬんかなあ・・・」弟「うん・・・死ぬやろな・・・」ジミ「芸能人は、誰が生き残るかな・・・」弟「う~ん・・・。さんまは、死ぬかな・・・」ジミ「さんまか・・・じゃあ、ビートたけしは?」弟「たけしも・・・死ぬ。」ジミ「じゃあ、タモリ」弟「死ぬ。」ジミ「じゃあナイナイと、とんねるずは?」弟「死ぬやろな・・・逃げ遅れて。」ジミ「じゃあ、ダウンタウンは?まっちゃんは生き残る気がせん?」弟「・・・どっちも死ぬと思う・・。」ジミ「え、じゃあ、誰なら生き残るん?」弟「・・・さま~ず・・・かなぁ・・・」ジミ「あ~・・・さま~ず・・・。」
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ジミー君!!!いやぶっちゃけ3月11日の話は、今思い返すと綺麗事というか、生意気なこと書いちゃったな~と若干反省しています。しかもねえ、普段から震災について思ってることなんてないのに、こういう時だけ書くなんてさ!「笑っていいともクソつまんね!!早く終われや!!」って言ってた人間が、最終回のときだけ「終わっちゃうんだ・・・寂しい!絶対最終回は録画!」って言うのは、結構卑怯な性格だ!!なのでハードスケジュールをこなしながらも、今でも被災地を訪問するAKB48の皆さんを尊敬します。あ、そういえば加藤ひさしさんとかが踊ってる「恋するフォーチュンクッキー」の動画見ました!?あれ見てどう思いました!?ジミー君の素直な感想、聞きたいです。
返信削除で、2011年3月11日ももう3年前なのに、やっぱこの日のことは、事細かく覚えてるもんですよね。そうだ、やっぱ忘れてはならない!だからこうやって、記録という意味で書くのは大事ですよね。ってジミー君もこの日は壮絶な1日だったのですね。いやかなり壮絶ですねこれ。僕ナメてました。この日、家に帰れねーーーっ!!って叫んでる帰宅難民の方々を「こっちはたかが震度5の地震がきただけで、ガタガタ騒ぐんじゃねえよ!!家に帰れねーならどっかで一晩明かせばいいだろ!一晩ぐらい平気だろ!!!向こうはなあ!津波が来てなあ!もっと大変なんだぞ!!」と、せんべい食って、胡坐かきながら帰宅困難のニュース見て心の中で説教してましたよ。ほんと下衆ですよね。ゲスの極み弁天。でもそれは大間違いでした。この地震で携帯も繋がらず家にも帰れず不安だらけの状況の中で、必死に歩いて、みんなと力を合わせて、無事に帰路につこうとするのは、とても過酷な道のりだったんですね。そういえば、母親もこの日は深夜の2時くらいに帰ってきました。津波は来なくても、大きな地震だってとても大変な状況に陥りますよね。改めて、「けっ!たかが地震くれーでよお!」と思っていたことを、反省しています。ほんとにごめんなさい。
でもジミー君のこの行動力というか、勇気というか、もうほんとに素晴らしいです。僕がこの場にいたら、どうなってたんだろう、自分はどうしてたんだろうと、考えさせられました。
悲鳴があがってみんな逃げてたら、そりゃ通り魔と思っちゃいますよね。トラックで道路突っ込んで包丁ぶん回してる奴がまた現れたのか!?って、あんな悲劇もう二度と起こらないでって思ってたのに・・・。そしてまさか、自分がその現場に遭遇するなんて・・・!!!って、僕だったら足がすくんで、もう死を覚悟します。地震だと気づかなくても、それはそれで恐怖でしたね。でもこの女性に声かけてほんとに良かったですね!この方も、ジミー君に声かけられた瞬間に安心したんじゃないでしょうか。やっぱ1人って、なんやかんや言って、絶対無理っていうか、いや絶対ってことないだろうけど、普段カッコつけて「1人の方が基本楽だし」とか思ってても、やっぱ人って助け合わなきゃ生きていけないし、そりゃ最初は勇気がいるけど、思いやりのある人ならば、1人でいるよりとても心強いですよね。でね、僕が非常に感動したのは、3時間歩いて帰るというその壮大な決断もそうだけど、タクシー待ってるオバちゃんも一緒に家まで送ってあげようという、ジミー君のその勇姿ですよ。まさに平成のコンドールマン、キャプテン日本ですよ。多分そのオバチャン達には、ジミー君の胸にでっかい星マークが見えてたことでしょう!
そしてこの団結力!日本の力を信じて・・・良かった~~!!
被災地じゃない我々の地域は、3月11日の地震でみんな、様々な出来事があったと思うけど、なんてことねぇよって人もいれば、最悪な日だと思う人もいれば、ジミー君のように大変だったけどいい教訓になったと感じる人もいるってのが、その人のその日の過ごし方の違いで感慨深いものがあります。なんというか、やっぱ人の生活って様々だなあって。そしてみんな無事で良かったです。
べんてん君!4月1日おめでとう!っていうか、加藤ひさしのフォーチューンクッキーて、何やねん!!!((何やねん))!!って、思って、即チェキかましたってばよ。
削除https://www.youtube.com/watch?v=Tpw8gv4kM4E
これで良いのかな?いや、率直に言わせてもらうとね、再生してすぐに「何じゃこりゃああ!!!!!」って思ったよ。僕も人間だからね。途中で「うわ、寒っ」って心が折れそうになった瞬間もあったけど、(こんなもん携帯のムービーで撮って合コンの時にロックかじってる風の女(黒髪、前髪の一部分だけは金髪)に「おもろない?」って言っとけよ!!っていう感じで)いやでもね、メンバーが豪華過ぎて。昔めちゃくちゃ好きで聞いてたアーティストがばんばん出てくるし、ニューロティカとか不意打ちで映ったらもう、こっちは「・・・あっちゃん!!!!!!(さも、知り合いっぽく)」って叫びそうになったし、なんかもう、みんなで踊って楽しそうにしてはる!って思ったら、ごめんなさい(記者会見で涙を堪え、マスコミに対して背を向けるパフォーマンスをするジミー松本)
だからそっちのインパクトというか豪華なメンバーに対する感動の方が大きくて、これに対する率直な感想・・・ハ・・・言エナイ・・・ワタシノ・・・“感情”ト・・・イウ物ガ・・・邪魔シテ・・・嗚呼・・・(ガ~~~ピ~~~~ッ・・・制御不能・・・-処理能力低下-・・・思考ヲ停止シマス・・・。)
あとトライセラの和田さんは相変わらずお洒落でした。あ~でも、なんか、加藤さんと怒髪天の増子さんはガチで踊ってる感じがして、冷静な時だったら「ハァアァアァァ~ッ!!?!?」って真顔で言ってたかもしれない、みたいな、なんかそういう複雑な心境ですねこれ。好きだから許せるけど、ちょっと2度とやらないでください!みたいな感じも、なくはない。
いや、べんてん君こそどう思ったの!?それが無いと僕も滅多な事は言えないよ(べんてん君の意見を聞いて考え方が変わる事がよくあるので)、まずこの動画について6時間ぐらい話そうよ。ちょっと、べんてん君のお母さん、お茶ください!!
そういえば、昨日、何気なくラジオをつけてたら、バカリズムのオールナイトニッポン(普段は聞いてないけど)に、ゲストが堂島孝平で(内容は、AVのアナルにモザイクは必要か否か、みたいな話)、新曲の紹介とかしててね。この動画にも出てたね。まあ、そんだけなんだけどさ。カジヒデキさんは、可愛い。
あ、それで、3月11日の話だけど、べんてん君の記事は、1つ1つを噛み砕きながら、でも余計な感情を抑えつつ、って感じで、どこを取っても素晴らしい内容でした。文章として完成させられるのが羨ましいと思うぐらい。簡潔かつ、大切な事はしっかりと書かれていたし、本当に、素晴らしいと思ったよ。僕は、ここまできっちりと自分の意見を書く事は出来ないな~と思ったもの。べんてん君は偉いよ。まだまだ震災と原発という2つのキーワードに世間は神経質過ぎるぐらい敏感になってて、もう「何も言わない」方向にしちゃうのよ。余計なこと言わなきゃ、自分が火の粉をかぶることもないし。でも誰だってそりゃあ、思う事があるわけでしょう。でも誤った事を言うと取り返しがつかないし、だったら「何も言ってません、僕はなーんにも言ってません!!」っていう方が楽なんだよね。だから、リスクを背負ってでも、自分の意見を発信する方が、よっぽど勇気ある行動だと思います。自分では生意気だと思っても、それはそれでいいし、綺麗事っていうのは、全然そういうのじゃないんだから、考えなくて良し!
あと、ちょっと・・・感動しないでください!恥ずかしいから!なんか普通に己の印象がアップするような話書いちゃって、こっちの方が後悔!タクシー乗り場のおばちゃん達は、一緒に居た女性が途中で道に迷った時の為の保険!ナビゲーター予備軍だよ!(ジミー松本好感度、ガンガン、ズイズイ、グイグイ下降!)
あの時、私の誘いを断ってタクシー乗り場に留まり続けた人が軒並み不幸になってて、スッとしましたよ(べんてん君の感動を返してください!平成のキャプテン日本とまで言ってんだぞ!)
いやでも、ありがとうございます。もし、東京に大震災がきたら、声をかけまくりまSHOW!!!おばあちゃん、寒くないですか・・・?(お金はどのくらいお持ちですか・・・?それによって対応に差が出ますので、正直にお話ください!)
いや~、あとね、下衆の極みのくだりは爆笑しましたよ。いや絶対そんな風に思ってなかった事ぐらい、ワシは理解(わか、と読みます。しつこいですが続けます)っとる。ていうか帰宅難民のお祭り騒ぎ具合はね、本当に酷かったですよ。帰れない帰れない!って、駅員とか警察官とか、あんな非常事態に懸命に誘導してくれてる人にキレてね~。いや駅員も帰れへんっちゅうねん!!っていう。考えなくても分かるじゃないですか。立川駅でも「明日は絶対に会社に行かないと、仕事が~・・・」とか「僕は横浜まで帰らないといけないんですよ!?」とか言ってる人は大勢いましたけど、いや、知らんねんって話ですよ。東北のことを思えば、自分たちが置かれている状況がどれだけl幸運だったかは、分かると思うんですけどね。レンタカーも全て車は貸し尽くされてたし、普段は絶対に売れない高級自転車すら売り切れとか、混乱しすぎだよ。だから、たかが震度5のレベルでこんなに大騒ぎすんなよ、とは思った。その辺は大いに共感しますよ。
人間は愚かな生き物なり。(計画停電で、コタツ消えたよ~、寒いよ~、と震えていたジミーの姿は、もう居ない・・・。)
でも本当に、みんなが無事で良かった、って、それだけだよね。明日は我が身だし、きっとまたいつか大地震は来るよ。その時も、みんな無事で生き残ろうね。
とか言ってるけど、漫画だと、こういう「俺は冷静沈着です。サバイバルの知識もありんす」みたいな顔してるリーダーの年長の人がさぁ、突然狂って、みんな殺したりするんだよな。そうなった時は・・・べんてん・・・頼むわ・・・。さあ、やってくれ・・・俺の理性が、残ってるうちに・・・。