2015年9月26日土曜日

RYO-GOKU KOKUGI ・・・KUN (oh, kun. 発音very good◎)


さて。ジミさんです。(BGMは妖怪ウォッチよりコマさん回の「♪ぴゅ~らら~」みたいなヤツ)9月の半ば、おらのお母ちゃんが、東京さ泊まりにきてたんずらよ。おらのお母ちゃんといえば、必ずレジ前で「ここはお母さんが払うから!!」と言って財布を取り出すそぶりだけは見せつつ、こちら側の「いや、ええよ」と言うその刹那、食い気味に、もう「いや、ええよ」の、「い」の段階で『あざす!!!!!!!!!!!ゴチなりゃす(ゴチになります、が早すぎてこう聞こえる)!!!!!!!!!!!』と財布を0.2秒でしまうスキルを持っている、あのミラクル守銭奴のことずらよ。もんげーパンチの効いたスケずらよ!!そういえばべんてん君のブログのコメント欄で「最近、母親は頭がおかしくなってきている」と冗談で言ったものの、家族の陰のあるエピソードがリアル過ぎてべんてん君を凍りつかせてしまい、大変申し訳ありませんでした。おらのお母ちゃんの頭は正常です!!狂っているのは僕の方です!占い師に告げられた死因が「耳からハエが入って、7日間頭が狂ったのちに死ぬ」でおなじみのジミーです!

そんなわけで、お母ちゃんは弟のTK(たかしのカッコイイ呼び方)に用事があって東京に来たということで、今回はとくに観光する暇もなく、あっという間に帰る日になってしまったわけなんですが、正直お母さんの頭の中は実の息子よりも、十両力士の「里山」でいっぱいなんです。里山が好きすぎて、負けると体調が悪くなって「もうどこにも行けない」と布団に倒れこむぐらい好きなんです(やっぱりおかしいんじゃねえか頭!)直前になって「やっぱり・・・お相撲・・・見に行きたい・・・」とポツリと呟いたので、急遽、両国に行くことになったんです。ただ、思いつきで決めた為、当日のスケジュールはぐだぐだにも程があり、国技館についた時には、すでに11時を過ぎていたんですが・・・我々はこの時、愚かにも余裕ぶっていたのである!!(ズボリ!(目玉をずぼり、と突いた音!)なぜなら、白鵬も日馬富士も休場した上に、今日は両国はクソみたいなどしゃぶりの雨と強風なのである。これなら、一番後ろの自由席であれば絶対に空いているはずだと。今まで、桝席ですら当日で十分に買えたチケット、こんな悪条件の日なら、多少時間は遅くとも自由席であれば確実にゲトれるやんけ!!!!勝利!!!!と。しかし、そんな我々をあざ笑うかのように、もはや自由席はとっくに完売し、締切の状態に。甘かった。遅すぎたのだ・・・!SHOCK!(堂本光一!)受付の女性はとても冷ややかな対応で、「売り切れです。無理です。はい次の人(即答。それ以外の言葉を知らぬ。)」って感じで、その冷たい目と顔面からは「なめんな」の4文字が紋章として額に浮かんでくるほどでした。母は、その冷たい受付の態度に「ぐぬぬ~!!満席でサーセン、の一言ぐらいぃ!(リュウさんやほかの人に)」と、ややお怒りのご様子(略して、ママおこ)でしたが、きっと朝から1000人ぐらいに同じ質問されて心が死んでしまったのでは・・・!むしろ、こんな時間にノコノコと遅れてきたワイらが浅はかやったんや。


そら「満員御礼」や言うてはるもんね~。ごめんなさいね~。


しかし、相撲が見れなかった場合のプランは全く決めていなかった為、しばらく呆然と雨の中を彷徨うことにしましたが、どんどん雨が強くなり、じゃあ他のスポットでも観光して帰りまひょか~!イエ~~~!という明るい空気はどこにも存在せず、ただただ、折りたたみの小さい傘の中で必死に雨風を避けるも、何の意味もなく、半身もカバンも靴もずぶ濡れになりながら、『あきまへんでぇ・・・さっぶさっぶいでぇ・・・ほんまに・・・洒落ならんでぇ・・・お母ちゃんさぶいぼでるでぇ・・・』と震える事しかできず、そもそも両国なんて国技館以外行った記憶が無いので完全に路頭に迷いました。しかも疲れ果てたお母さんから出た一言はまさかの「・・・今から、しながわ水族館いかへん?」。昨日、僕の「池袋のサンシャイン水族館いかへん?」という提案を「は?馬鹿じゃね?両国行くに決まってるやろ!!!!!」とボロクソにこきおろし「つーか、魚に1ミリも、いや1リットルも、いや、1ロールも興味ねーー(笑)!!!!」と天に向かって豪語していた母から、突然の水族館に寄った発言!どのタイミングで昨日のサンシャインこきおろし発言を撤回しとん!しかも前に行ったしな!親子2人でしながわ水族館!なぜしながわ水族館リターンズ!そういや大阪の海遊館も2人で行ったね!(あれ?結構行ったやん?その上で言われたよ、「魚に興味ねー!!」)なんて言うとったら、お腹が空いてきましてん。ほんなら、せっかくやし、ここはちゃんこ鍋でも食うて、去(い)んだろやないかい!!!という話が出たので、横綱横丁までテクテクと歩き、伊勢ヶ濱部屋のちゃんこ鍋が味わえるという「安美」さんへ。両国駅のすぐ近くにもお店がありましたが、なんでこんな近距離に2つも店が・・・?なぜか・・・?そんなこと言われても・・・知らん!!っつーか、グーグルマップとかぐるなびの口コミが思わず笑みがこぼれるほど酷いです!酷評!不味いとかガッカリとか散々だ!美味い美味い言って食った俺たち親子はどうなる!でも僕が行った横綱横丁店(両国駅降りてすぐの店じゃない方)は、割烹着の板前さん達、愛想がないというよりかは、不必要にニタニタはしていないだけで、注文を取る時も「へいよっ!」みたいに威勢が良くて、ちゃんこ鍋を運んできた時も丁寧に説明してくれて、嫌な感じも全然しなくて、好印象でしたけどね。平日だからか空いてたし。あとランチの値段がネットの情報と微妙に違うのでよく解りませんが、お刺身もついて、ランチは1204円(税抜。と、情報は正確に伝える己のジャーナリズムをいかんなく発揮するジミー。略してハキミー)という良心的な値段なので、オススメです。いやほんと、静かだし落ち着いてたし、美味しかったですよ。ていうかクソみたいに寒くて震えてたから、ちゃんこ鍋のガスコンロの炎が暖かったんや。命が助かった。そう感じた。(そうや。それでいい。人の「あたたか味(み)」こそが、最高の調味料やで・・・?)



じゃ~~ん。美味しそうだしょ~~~!!
では蓋をして、しばし待ちま~~す!!



ぐつぐつ。あったけ~!!!!



パカッ!うお~!!美味そ~っ!!湯気がほわほわ~ん!!!

ではいただきますね・・・食レポ・・・食レポ大事ぃ!!新しい要素!このブログの無限大の可能性!連載したい、孤独のジミー!(それは、いつもの事!)じゃあ「ジミー松本のジミジミ散歩」!
じゃ、いきま~す・・・ハムハム・・・はむっ・・・・ブルルルルルッ!!!!!シシシシシィーッ!!!!!!しぇしぇしぇのしぇーっ!!!
ズルズル・・・ズルルルルウッ!しゅるるるるぅ!!!くっちゃくちゃピチャピチャ!!!!ハフピシャ!!!!ワンワンワン!!!!!グルグルッ(今すぐ入院して一日中ヒルナンデスでも見てろ害虫!!)




で、お母ちゃんは海鮮ちゃんこ(塩味)、ジミーは日替わりちゃんこ(この日は、坦々ちゃんこ)を選びました。個人的には、海鮮ちゃんこの方が美味しい気がしましたが、それは他人の芝がスカイブルーに見える、どこまでも意地汚いジミーの性格がそう感じさせたのでしょうか・・・。ちなみに、日替わりの方は、牛肉、鶏肉、豚肉の3種の神肉が一堂に会しておりましたので、「サラダぁ?レタスぅ?・・・そんなものはなぁ、小鳥の食べ物じゃーっ!!!!!!!」と豪語する方には、肉ちゃんこをおすすめします。
(体重が100キロ以上あり、医者から「余命1年半ですよ!!?!?」とキレられたスーパー肥満体の知り合いが、飲み会の席で周りから「野菜も食え!」と責められた時、堂々と言い放った名言。)



「安美」でランチを食べた後、歩いていたら、偶然見れた安美錦。安美パワー半端なっ!!!!でもギャルの集団に「キャーッ!!!」って言われてたなぁ安美錦さんよ。おいらは見たぜ。鉄格子の隙間からバッチシ目撃だぜ。あんな日焼けしたショートパンツの若いんだか老けてんだかよくわからないギャル集団に黄色い声援を送られていたとは!驚愕だぜ。思わずブルっちまったぜ・・・。でもお相撲人気が復活して嬉しいっすね。次は「霧島」でちゃんこ食いたいっす。あ、自分っすか?自分、お初にお目にかかります。逸ノ城TKっす。以後お見知りおきをっす。



2015年9月19日土曜日

鳥人間コンテストに趣旨を勘違いしたケンタウルスさんが踊りながら登場



瀬戸の花嫁 / 小柳ルミ子

小柳ルミ子さん、抜群の歌唱力もそうですが、若かりしこの頃の顔、めちゃくちゃ可愛いです。世代がちょっと古いので、アイドルという感じじゃないですが、石原さとみと上戸彩の歯並びを足して生きたまま壁に塗りこんだような可憐さの中に、キリッとした鋭さと独特な色っぽさがありますよね。油断してると歯茎がむき出しになってますけどね。ルミ子ちゃんの歯茎だったら僕むき出しでもかまわないよ。

わたしの城下町 / 小柳ルミ子

デビュー曲も貼っておきます。可愛いよ。


禁じられた恋 / 森山良子

そういえば森山良子さんの曲、「さとうきび畑」以外はあんまりちゃんと聞いたことがなかったな~、勿体無い。古き良き時代の匂いがたっぷり染み込んでいるのに、洗練されていて、古臭さはありません。とってもお洒落な感じがするレトロ加減です。wikiによると織井茂子さんの「黒百合の歌」をモチーフにしているそうですので、そちらも聞いてみます。(再生中)う~~~ん。そうですね。ええ!?本当にそうですか!?ちょっと、ちょっとこれは・・・昭和28年て!もうここまでレトロだとレトロて概念も飛び越えてて私の手に負える代物ではありません!古き良き時代の匂いとかそんな生ぬるい比喩とかちゃうわ。ガチモンのスメルや。


虹色の湖 / 中村晃子

これはおそらく、今まで何度か貼ったかと思いますが、昭和の女性ボーカルを紹介する中で、中村晃子さんのこの曲と平山三紀さんの「真夏の出来事」は絶対に外せないので、これからも何かある度にしつこく紹介するかと思います・・・。始まりから終わりまで、テンポもメロディも素晴らしいです。サイケデリックでインパクトが絶大。一度聞いたらなかなか忘れない濃さです。弘田三枝子さんの「人形の家」にしようかと思いましたが、Youtubeのコメント欄で、栄養失調系男子代表の徳永英明が、あのお箸でそうめんを1本だけ持ち上げた時のような、今にもちぎれてぽとって落ちそうな声でカバーしたって書いてあって、ヒデがもう歌ってるなら、オレはいいよって思ったんだ。センキュー。


ざんげの値打ちもない / 沢田研二

阿久悠作詞、北原ミレイさんの曲です。ジュリーの妖艶な容姿と歌声に、この独特の歌詞が素晴らしく合います。様々なアーティストにカバーされていますが(まさか徳永も・・・?)ちなみに、三上寛さんもカバーしてます。あの「ひびけ電気釜」の。いや「あのひびけ電気釜の」ってなんだよ。おなじみの、みんな大好き電気釜!ひびけ電気釜といったら、(せーのっ)「三上寛ー!」みたいな言い方しちゃいましたけど、あの、犯罪者みたいな顔でうなり声あげて歌うたってるジジイのことです!過去記事を参照してください!
この曲は、男女の愛のもつれを唄ったわけでもなく、別れの悲しみでもなく、愛の喜びでもなく、まったく斬新な表現で、センセーショナルでした。例えるなら、中島みゆきの「ファイト」の罪の告白(“私 ほんとうは見たんです・・・”)を初めて聞いた時に感じた衝撃のようだといえば、共感してもらえるかもしれません。
“あれは二月の寒い夜 やっと十四になった頃 窓にちらちら雪が降り 部屋はひえびえ暗かった  愛と云うのじゃないけれど 私は抱かれてみたかった” こんな感じで、もう冒頭からショッキングな歌詞が2番、3番と続きます。この曲は、いろんな解釈をそれぞれ楽しみあう歌だと思うので、これが正解だというのはないと思うんですが、私は、14になったばかりの女の子が、そんな冷えた暗い部屋で、孤独な暮らしをしているということは、両親がいない、または家族の愛を知らずに育っている少女が、「愛」と呼べるようなものではなかったけれど(おそらく行きずりの男かなんかその辺のチンピラみたいなヤツかとにかく)、「抱かれてみたかった」(早く大人になってこの生活から自立したいという願望と、本当は心の底で愛を求めているけれど、そうとは言い切れない、自信の無さ、弱さ)みたいな、ええ?なんか長くなりそうだからこの辺で、やめときマンボ~~~~~~~~っ!!!!!!!
で、(で、って!普通に次へ!接続詞が下手糞!!)2番目では結婚の約束をして、未だに愛もわからぬままだけど、捧げてみようと、一瞬の幸せに身を投じてみようと思ったら・・・はい3番!!何があった3番!どうしたの3番で!!みたいな感じです。幻の4番といわれたカットされた歌詞の完全版は、ググれば読めます。読めますけど、なんか決まったストーリーがあるより自分で想像して楽しみたいタイプだから、オレはいいよ、このままでいいよ。って思ったんだ。あとはヤザワがなんて言うか。センキュー。


真夜中のギター / 千賀かほる

いい曲だなぁ~。こういう名曲はレコードでしっとりと、ぬくもりのある音を味わいながら聴きたいですね。この、「何がどうしてどうだから、こう」という説明口調ではなく、聞き手に任せて自由に想像させてくれる歌詞の作り方と、陰鬱とした悲しさを含ませながら、軽快で明るいメロディが、ザ・フォーク・クルセダーズの「悲しくてやりきれない」を彷彿とさせます。たとえば、失恋してショックに陥っている時は、無理に明るい歌を聴いて元気を出そうとすると余計に辛くなってしまうので、まずは悲しくて暗い失恋の歌を聞いて、その後で明るい歌を聴いたほうが、心理学的に効果があるという話を聞いたことがありますが、それと同じで、辛い時ほど、何も言わないで、そっと寄り添ってくれるだけのささやかな曲の方が慰めになったりするんですよね。でもね~、難しいですよね。ただ黙って、頷いて、時々「うんうん」と軽めの相槌を打つ、みたいな、百点満点の聞き手役に回るって、激ムズじゃないですか?例えば、だれか身内に不幸があったとか、そういう状況だったら、このおしゃべりマイロボットのジミーだって、何も言わず、ただキンキンに冷えたファンタの青りんご味とサントリーの「キャラカ~ン」(SDガンダムの絵柄でおまけがついてるジュース)を差し出して好きな方を選ばせてあげるぐらいのフォローはできますけど、困るのが女性からの恋愛相談です。男性と違い、女性は「どうしたらいいと思う?」という投げかけなんです。どうしたらいいと思う?っていうのも凄いですけどね。で、そうなると「相談された!!解決しないと!!!よし!!!!」と思ってあれこれ解決策を提案するもどれも却下され結局はダラダラと同じような話の内容が続き、最後には「ううん違うの。ただ聞いてくれるだけでよかったんだ。ありがとう(電話ブチ、ツーツー)」っていうパターンになるんですが、だったら地蔵にでも話しかけとけ!!!!!最後にみかんをお供えしろ!!!!!!!!って思いますね。(と、女性を露骨に叩き、私は違うよ?私は客観視できてるもんアピール(つーかただの同属嫌悪!醜い!)をしておきながら、自分がもし可愛い女の子に生まれ変われるならば、ただの自慢話に近い反吐の出るような寒い恋愛トークを延々とダラダラ聞いてもらい「えぇ~!ジミーちゃん、モテるねぇ!」「えっ!全然そんな事ないんだけど~。でもこの前また告られてぇ~、どっちと付き合うかまじなやむ。病み。おこ」等という地球上でもっとも無駄な掛け合いをしてみたいと願うジミーであった)

あ、ちなみに僕が一番好きなジュースは、サントリーの「はちみつレモン」です!!蜂が、点々・・・と飛んでる絵のやつね。これ一時期まったく見なくなったんですが、いつの間にか復刻されたのか、缶からペットボトルになって売られていた時は嬉しかったな~。あ、真夜中のギターの話はもうとっくに終わってます!!!!!!!!最初の2行ぐらいで!!!!!

2015年9月3日木曜日

屈辱ポンチ


風邪をひきました。またです。勘弁してほしい、もう!!風邪だけは本当に嫌!!この地味な病気!!!食欲旺盛なわけでもなく、別に無理しなくても普通にご飯は食べられるけどさっぱりしたものがほしいなぁ・・・的な、この、微妙なラインでいったりきたりする感じ。なんといいますか、ネチネチしてるんです風邪は。はっきりしない。ぶっ倒れて鼻血が出るとか、目玉がひっくり返って白い泡が口からとめどなく出てきて、GLAYの4人がその泡をバックに演奏をはじめボーカルのTERUが瞳を閉じて天を仰ぎ「いつか2人で行きたいね~雪がつーもーるー頃にぃ~~(↓)生まれた町の(↓)あの白さを(↓)貴方に・も・見せたいぃ~~~っ(↑)song by (せーのっ)「Winter,again」!!!」っつって熱唱したりだとか、そういう解りやすい感じじゃなくて、もう無理すれば洗濯物も干せるし無理すれば仕事にも行けるよ。そら無理すれば何でも出来るよ、でも無理はしてるからね!そこは評価しろよ!!っていう。この中途半端さがな~・・・だって今もこうして寝たらちょっと良くなっちゃってパソコンに向かってブログ更新しちゃってるからなあ~・・・たいした事無いんだなっていう事を自ら証明しちゃってるからな~ぁっと。なんか食うか!!!ムシャムシャ!!!ムシャ・・ハグハグ!!!ズルピチャ、ゴクゴク!!仮病の食い方!!


花 / ASA-CHANG&巡礼

そんな時はこの曲を聴きながら、鬱蒼とした気分をより一層、なんなら奈落の底を這いずり回ってアゲアゲの欝状態になっちゃいまSHOW TIME!!!ご存知の方も多いかと思いますが、Youtubeにプロモーションビデオがありまして・・・私はライブ映像しか見たことなかったんですよね~。折角なので拝借しました。しかし、今聞いても本当に素晴らしいですね。ていうか僕、このアーティストってよく知らなかったんですけど、調べてみたら「「Winter,again」、えああこれさっきコピペしたやつ!!!!!これはもう必要ない!!じゃなくて、wikiってみたら「東京スカパラダイスオーケストラのリーダーであったASA-CHANGは、1993年に同バンドを脱退し、フリーのパーカッショニストとして活動する傍ら、新たな音楽ユニットを構想した。そしてギタリスト、プログラマーの浦山秀彦を勧誘し1998年にASA-CHANG&巡礼を結成。」ふ~ん。スカパラのリーダーだったんだ・・・って、東京スカパラダイスオーケストラのメンバーの顔も名前も全く一致してないことがついにバレてしまったね。そうさ!!!たといスカパラの中にポカスカジャンが混じっててさらにゴスペラーズの「ぅんぁ愛してる~~~~っっ!!!!」って歌い出す人以外が混ざっててそこにが~まるちょばのどっちかが紛れててサックス吹いてるクワマンが何食わぬ顔、あ、何クワマン顔で?誇らしげに混ざってたとしても、僕は恐らく気付かないよ!!!!でも「す、スカパラ最高!!」とかは平気な顔して言うよ。所詮その程度の人間だからね。騙された気分はどうだい?(ジョニーロットンみたいで格好良い!!でも言ってる事は死ぬほどダサい!!)

そしてこの曲といえば、映画『けものがれ、俺らの猿と』のイメージですよね。もう周囲をうんざりさせるほどしつこくこの映画の話をしていますので恐縮ですが、この作品はジミー松本が選ぶ『がばいこの映画おもしろかばあちゃん』部門を15年連続で金賞を受賞し続けている、素ん晴らしい映画です。
サウンド・トラックも充実の内容、もちろんジミー松本が爽やかなカフェの店内BGMとして流したい曲ランキング15年連続1位の「君は誰なんだ」も収録されております。ちなみに「吐痙唾舐汰伽藍沙箱(溶け出したガラス箱)」のアルバムの紹介文も激アツの激ヤバの最狂です。「 五つの赤い風船の西岡たかし、元ジャックスの木田高介、新進フォーク・シンガーの斉藤哲夫によるスタジオ・プロジェクト名義で、1970年にリリースされたアルバム。すべて西岡たかしの作詞・作曲によるナンバーで占められており、彼のソロ・アルバム的色合いが強い1枚だ。五つの赤い風船時代からサウンド志向が強かった西岡を、全アレンジと演奏の大半を担当した木田高介が強力にバックアップし、ユニークなアシッド・フォーク・ワールドを展開している。(中略)加藤和彦、細野晴臣、竹田和夫らがゲスト参加している。(木村ユタカ)」いや世界観!!どうなっとんじゃい!!!!日本の最古のサイケデリック&プログレッシヴ・フォーク。でも製作サイドからすれば、自分達のやっている事は、プログレだったりサイケだったりという意識はあくまで無かったとか・・・。今の音楽にも劣らない新鮮さがあって、どことなくお洒落な雰囲気さえ漂ってくるのは、「サイケな事やるで~っ!ヘンテコな音楽を作るで~!!!」みたいな、ガツガツとしたわざとらしさがなく、淡々、延々と、脱力と虚無が続いているからなのでしょうか。あとこの「元ジャックスの木田」さんという方は、wikiによると「在学中に、ジャックスに参加した。ジャックス解散後は、編曲家となり、「出発の歌」(上條恒彦)、「神田川」(かぐや姫)、「私は泣いています」(りりィ)「結婚するって本当ですか」(ダ・カーポ)など数々のヒット曲を手掛ける。」ええい凄い!!!!とにかく凄い人!!!!でも31歳でお亡くなりになってるんですよね、こんな稀有な存在が・・・1000年に1度の天才やでほんまに~・・・よう知らん人やけんども!けんどもけんども!

こんな時代に、もうすでにこんな音楽あったんだな~という驚きと同時に、つい昔のものばかりに目がいってしまいますが、新しいものも否定せずに、良いものを発見していきたいと思います。それぞれの良さがありますよね。とくに、若い方は、作品でも生き方にしてもそうなんですが、本当に柔軟だと思います。つーか若い人ってあんまキレないよね。いやナイフ振り回して「しぇしぇしぇのしぇ!!!(金田一少年の演出で言う所の、「!?」の出番。)」っていう、そっちのキレるじゃなくて、まあいちいち目くじら立てないっていうのか(まず、怒りに達するまで他人に興味がないという前提があるのかもしれませんが)私のようにナイナイのお見合い番組(田舎の男が花嫁を募集するとかなんとかやってるやつ)を見ながら「なんじゃこの胸糞の悪い番組はー!!!胸糞悪すぎて1時間しっかり見てもうたで~しかし!怒るでしかし!しかししかし!」ってテレビに向かってキレたりしないんですよね。そもそも若者はナイナイの見合いの番組なんか見ないし!!!見ないよな!?!?な!!!!!(なんか怒り出してる、怖い!!!!!)
そんなわけで、若い人の柔軟さと、年寄りならではの、真面目さを、両方兼ね備えて生きていきたいですね。

影の無いヒト / ASA-CHANG & JUNRAY